前回ブログを書いたのが8月ですから、4か月ほど間が空いてしまいました。もう少し頻繁に更新が必要だと思いますが、ついついフランチャイズ側のブログをアップデートすると忘れてしまいます。
最近、通信関係の仕事を始めました。この年齢になっても初めて知る事ばかりで、非常に面白い経験をさせて頂いています。マンションの屋根や、ビルの屋上などに設置されている携帯基地局のアンテナのほとんどは、下を向いています。これは、アンテナを開放(横向きや上向き)してしまうと、接続する利用者が多くなり過ぎてしまうからなのです。多くの人が1つの基地局に接続すると、キャパシティを超えてしまい、通信ができなくなります。そうならない様にアンテナを下に向けることで、1つの基地局に接続できる利用者の数を調整しているのです。その代わりに多くのアンテナが必要になるので、目線を少し上にするだけで、複数のアンテナが確認できます。
さらにアンテナはキャリア毎に異なるために、人が集中するエリア(新宿、渋谷などの駅前)には、びっくりする位のアンテナが確認できます。その複数設置を解消して相互利用が可能になれば、新しい基地局を立てる際のコストも低減できますし、電波が入りにくいエリアも解消されます。とあるベンチャー企業が、この事業に乗り出しました。今後、その動きはどんどん加速していくでしょう。