私が学習塾を出店しているのは、国分寺駅の北口になります。営業自粛中も、週に1回程度はメンテナンスのために教室に行っていました。その際には、感染予防の意味合いもあり、自家用車を使用していました。そして、政府の「緊急事態宣言」が解除されて、電車で国分寺駅を利用してびっくりしました。なんと、駅ビル内のテナントが2店も閉店していましたのです。(私が見た限り)北口にある商店街でも、シャッターが閉まったままの店舗が数店舗ありますし、これからも閉店する店舗は増えることが予想されます。
私は経済には詳しくありませんが、数々の指標で統計史上最大の落ち込みといった報道がなされています。今までにも、リーマンショックや世界大恐慌などがありました。しかし、それはあくまでも実態経済ではなく、金融恐慌でした。人の移動が制限されたり、外国からの入国制限などはありませんでした。実体経済が落ち込んだ今回の「コロナショック」は、どの程度の影響があるかは分かりませんが、市場最大となることだけは間違いないでしょう。コロナウイルスによる死者よりも、経済不況による死者が数年で上回ることは確実視されています。
TV視聴率のためなのか、雑誌や新聞部数のためなのか、世の中には不必要に不安を煽る情報が多すぎます。微生物(特にウイルス)に関する知識のない方は、垂れ流される情報を信じてしまいます。本当は、ウイルスを必要以上に恐れず、正しく予防し、正しく共存すること。それをこれからも続けていけばいいだけです。ただそれだけの話です。
いい機会ですので、自分が「本当かな?」と思った情報は「ニュースソース」いわゆる「発信元」を確認してみましょう。それが、信頼できる機関であるかどうかで、その情報の信頼性が大きく変わってきます。