3月末日をもって、6年生の生徒が無事に卒業を迎えました。入塾当時は成績もあまり振るわずに苦戦しておりましたが、卒業時点では学校でも表彰されるほどまでになり、こちらもご両親も一仕事を終えました。
「小学校の卒業祝いに何が欲しいか?(勉強に必要なもの)」と尋ねたところ、「国語辞典がいい」との回答でした。そこで、前々から使いやすいと言っていた、当教室で使用している出版社の国語辞典を、卒業祝いとしてプレゼントさせていただきました。
現在、私は電子辞書のお世話になっているので、紙の辞書は使用していません。でもせっかくなので、紙の辞書の有効な使い方も併せて送ろうと、必死に伝えましたが、それでよかったのか悩んでいます。
私は、一度引いた言葉には鉛筆で丸をしておき、二度目に引いた時に、2回目であることを気付かせて、その言葉を覚えていないことで勉強の効率が悪いことを注意するようにしていました。妻は、辞書を汚すのが嫌だったので、Post it を貼っておき、2度目に引いた時にはその言葉が良く出てくる重要な言葉であることを自分自身に気付かせるようにしていたそうです。
卒業生には、どの教科(国語、算数、理科、社会など)でわからない言葉があって辞書を引いたのかによって、その言葉に異なる色のライン(国語は赤、算数は青、理科は緑、社会は黄)を引いておけば、その言葉の重要度が辞書を引いただけでわかりやすいのではないか?というアドバイスをさせていただきました。
皆さまは、どのように国語辞典を活用されていますでしょうか?